フランスのドキュメンタリー映画

April 11, 2018

フランスの製作配給会社Survivanceのドキュメンタリー映画の企画開発、リサーチ、コーディネート、通訳などを担当させていただきました。とても興味深い内容で、フランスでの公開が楽しみです。本件の撮影に関して、ご協力いただいた関係者、機関、施設、個人の皆様には心からお礼を申し上げます。

 

 

タイトル : ユキコ  

ジャンル:ドキュメンタリー (40~50 分) 

監督 : ノ・ ヨンソン(Young Sun Noh) 

プロデューサー:カリン・チクコースキー(Carine Chichkowsky) 

製作 : SURVIVANCE 

 

 

あらすじ

 

映画は日本の沖縄、韓国の江華、ふたつの島を行き来する。沖縄は、20年以上前に、監督の祖母が人生を終えた場所である。 そして江華は、近年になり、監督の母が人生終盤の地として選んだ場所である。世代から世代へと語りつがれる家族の物語には、欠落してしまったものも多々あり、多かれ少なかれ消え去ってしまった部分があり、家族の伝説と化したそれぞれの人生の断片のみが残される。  

 

 

監督のステートメント

 

私にとって、これまで沖縄は異国でした。 この映画によって、ユキコという人物が、私と沖縄の新らたな結びつきを作り、同世代の沖縄の女性たちとの出会いをもたらします。 彼女たちの物語はそれぞれ独自のものですが、ある意味で、彼女たちの物語と私の物語が共鳴し合い互いになにかを映しだすように思えるのです。 20世紀の最も悲劇的なドラマを通り抜けたそれぞれの祖母たちの人生を再び見い出したいと思っています。 この映画は私のルーツを探るものではなく、断絶された絆を取り戻し模索する試みです。それぞれの家族の歴史、そして母や祖母たちの戦争体験は、私たちの世代に何を残しているのでしょうか。

 

 Young Sun Noh ノ・ ヨンソン 

 

 

• 監督紹介 

Noh Young Sun(ノ・ヨンソン)、1979年韓国ソウル生まれ。フランス、グルノーブル・アート・スクール映像美術学科、リューサス・ドキュメンタリー・フィルム・スクールを経て、2005年よりパリを拠点に活動。2014年、「Prune Sauvage」 でリヨン短編ドキュメンタリー・フィルム・フェスティバルGrain Doc賞受賞。以後、ドキュメンタリー映画のアシスタントディレクター、編集者としても活動。編集を手がけた Sonia Ben Slamaの「Tout est écrit」は、チュニジアのDjerba Documentary Daysで 審査員特別賞を受賞。Soo-il Jeonの「 A Korean in Paris」(production : Dongnyuk Films)では助監督を務め、同作品は2015年釡山インターナショナル・フィルム・フェ スティバル、2016年パームスプリングス国際映画祭で上映。他、Vincent Sorrelの「Nouveau Monde」など多くのドキュメンタリー映画制作に携わる。 

 

• プロデューサー紹介 

Carine Chichkowsky(カリン・チクコースキー)は 、ベルリン国際映画祭で上映され たDavid Yon の「夜と子供」、リールで青少年賞を受賞したStephanie Regnier の「Kelly」、リールで上映された David Kremer の「Sons of Barents」などを製作。2010 年ロカルノ国際映画祭のフィルムメーカーズ・オブ・ザ・プレゼント・コンペティショ ンで金豹賞を受賞したEmmanuelle Demoris 監督の「Mafrouza」では、エグゼクティブ・プロデューサーとして活躍。 

 

• 製作配給会社紹介 

Survivance(サービバンス)は、2010年、Carine Chichkowsky(カリン・チクコースキー)とGuillaume Morel(ギヨーム・モレル)によって設立されたフランスの製作配給会社。同社の映画はベルリン、ロカルノ、ベルポトゥ、ビジョン・ドゥ・リール、 ドクリスボアをはじめ、世界の多くの有名な映画祭で上映されている。 

 

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